
この度の東日本大震災におきましては、かつて日本が経験したこともないような未曾有の災害が発生いたしました。まず、お亡くなりになられた方々、ご遺族の皆様方に心よりお悔やみ申し上げますと共に被災された皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
また、各地より復旧・復興にご支援を頂いている関係者の皆様方に深甚なる敬意を表したく存じます。
さらには、お心痛めるお気持ちを支援物資や義援金という形でご支援くださっている全国の皆様、世界中の皆様方に心より御礼申し上げます。
私どもの地域におきましても、地震・津波・原発事故と三重の苦しみを強いられておりますが、少しずつ以前の生活を取り戻しつつあります。
震災当時は、水や食料品、ガソリンなどが不足し、この惨状が本当に現在の日本なのかと我が目を疑いました。しかし、飲料水の配水や食料を求め、長時間長蛇の列をつくる地域の人々は、暴動や略奪などの行為は全く起こらず、ただただ耐える、共に我慢するという日本人としての強い絆が見えたものでした。その瞬間、私は日本人で本当によかった、地域の人たちと一緒でよかったと心からそう思いました。
時が経ち、街は平静を取り戻しつつありますが、震災の経済的影響は計り知れず、多くの企業でも経済的困窮を極めている現状かと思います。しかし、あの震災の惨状を生き残った我々は、未来のために、地域の復興のために、日本再生のために立ち上がらなければならないと考えます。
早い復興のためにやらねばならないこと、それは一人一人が自分の仕事や役割を精一杯務めること。
企業は、地域のために、地域と共に精一杯努力すること。
これに尽きると考えております。
先人が、困窮を極めた戦後日本を短期間で経済成長させ、そして世界でもトップレベルの技術力を保有したご努力を、今度は我々が行う番だと思っております。
私どもは、地域復興と日本再生のために、精一杯努力して参る所存でございます。
この時代に生まれ、この時代を生きていることに感謝します。
早く子供たちに笑顔が戻ることを願いつつ。
